ずっと体調が悪い…原因のわからない不調の解消法

お役立ちコラム

ずっと体調が悪い…原因のわからない不調の解消法

 

 

なんとなく疲れが続く、ずっと不調が続くなど、特定した原因がわからず、体の変化に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?その状態が続くと、体の免疫力も低下し、ほかの症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

 

体調の悪さが続く原因のひとつに、自律神経失調症があります。そこで今回は、長引く体の不調の原因と、解消法をご紹介します。一日も早く、健康的な体をとり戻しましょう。

 

 

体調の悪さの原因は自律神経?

自律神経失調症とは、不健康なリズムやストレスにより自律神経のコントロールが乱れることで、さまざまな体調の悪さを引き起こす状態です。症状やタイミングは人それぞれで、ほかの病気との見わけや、体質との線引きが難しい症状のひとつです。診断の分類によっては、正式な病気と考えられていない場合もあります。

 

 

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の主な症状として、以下のようなものがあります。

 

  • 動悸がする
  • 頭痛がする
  • よく眠れない
  • ほてりがある
  • 疲労感・だるさがある
  • 気分の落ち込みがある
  • めまい・耳鳴りがある

 

 

人により症状は異なりますが、ほかの疾患による症状と重なることもあります。症状が続くときは、医師の診察を受けるようにしましょう。

 

 

 

自律神経失調症には2つの原因がある

自律神経失調症を引き起こす原因は大きく2つあります。ストレスや疲労過多による心身の疲れと、女性ホルモンの影響によるものです。

 

 

ストレスや疲労過多によるもの

自律神経は、交感神経と副交感神経にわけられます。交感神経は活動的に、副交感神経は安静的に働く反対の作用をもち、体のあらゆる部分の調整をしています。

 

 

強いストレスがかかり続けると、交感神経が高まり続け、バランスが崩れることで体の不調となってあらわれるのです。たとえば、寝るときには副交感神経が高まりますが、交感神経が高いままでは体や脳が活動状態にあり、うまく寝つけず、睡眠障害になるケースもあります

 

 

 

更年期によるもの

女性ホルモンは、脳の視床下部から脳下垂体へ、そして卵巣へ指令が伝わり分泌されています。視床下部には自律神経をコントロールする働きもあるため、更年期に女性ホルモンが急激に減少すると、指令部分の視床下部にも影響し、自律神経も乱れてしまいます。

 

 

 

体のだるさを改善する4つの方法

自律神経失調症の多くは、生活習慣の乱れ過度のストレスにより、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因で起こります。そのため、改善するには、何より睡眠や食事のなどの生活習慣を整えストレスとうまく付き合えるようになることが大切です。

 

 

 

生活リズムの改善

生活リズムが整うと、体のリズムの自然に整うようになります。そのため、まずは意識して生活リズムを整えるようにしましょう。交感神経は活動するときに活発になり、副交感神経は休んでいるときに働きます。

 

 

交感神経が優位になる日中は活動するように、そして副交感神経が優位となりやすい夕方以降は体を休めるように心がけるとよいでしょう。

 

 

このように、それぞれの神経の働きに合わせた行動をすると、自律神経のバランスが整いやすくなるといわれています。また、睡眠時間は、5~6時間以上はとることがオススメです。

 

 

食生活の改善

食事中は交感神経が優位にとなり、消化のときは副交感神経が優位になります。そのため、朝食をとり、毎日3食を決まった時間にとることで、自律神経の切り替えがスムーズになるといわれています。

 

 

とくに自律神経にいいとされる食べ物は、必須アミノ酸のトリプトファン・ビタミンB6・炭水化物です。「幸せホルモン」といわれるセロトニンを体内で生成するために必要な栄養素で、セロトニンが増えると、睡眠の質も高まるのです。

 

 

トリプトファンとは、牛乳・ヨーグルト・チーズなど、乳製品や大豆製品に含まれている栄養素です。いろいろ食べるのが大変という方は、バナナがオススメです。3つの栄養素をすべて含んでいて、手間もいりません。

 

 

ストレス発散

ストレスは、自律神経失調症の原因でもあります。そのため、ストレスを発散することはとても大切です。ストレス発散には、ウォーキング軽いランニングサイクリングダンスなどの体に空気を取り込みながらおこなう有酸素運動が効果的といわれています。

 

 

気分転換に外に出て散歩したり、リラックス効果が得られる緑の多い公園で活動的に過ごしたり、運動しなくともそれだけでも効果があるとされています。スッキリしたと思う程度に続けることが大切です。

 

 

マッサージでコリをほぐす

筋肉の緊張やコリを解消し、血流をよくすることで、体が温まります。マッサージで筋肉の緊張やコリが解消されると、副交感神経が優位に働き体が回復しやすくなるのです。とくに足を温めマッサージをすると、高いリラクゼーション効果を実感し、眠りにつきやすくなるともいわれています。自分でマッサージのやる気が出ないときは、プロによる施術もオススメです。

 

 

まとめ

ずっと感じる体調の悪さ、気分の優れなさは、自律神経の乱れが原因かもしれません。何をするにもやる気になれなかったり、眠れなかったりしますし、長引くと免疫力が低下し、ほかの症状も引き起こしてしまいます。

 

もし長引く体調の変化を感じたら、今はゆっくり休むときかもしれません。生活習慣を見直したり、軽い運動でリフレッシュしたりして、自分のための時間も大切にしましょう

 

もみ~なでは、全身の施術のほか、足元に特化したフットコースもあります。足裏の反射区を刺激すると、スッキリとした感覚を味わっていただけます。そのほかにも、アロマトリートメントコースでは、自律神経のバランスを整え体と心も一緒に解放され、気持ちよさをご実感いただけます。疲れがずっと抜けない方や、少し気持ちがお疲れ気味の方は、ぜひお試しください。皆様のご予約をお待ちしています。

 

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