テレワークは疲れる?うまく付き合う予防と対策方法をご紹介

お役立ちコラム

テレワークは疲れる?うまく付き合う予防と対策方法をご紹介

 

テレワークが定着化し、通勤時間や身支度時間が短縮したにもかかわらず、通勤していたときに比べ、疲労を感じている方も多いのではないでしょうか?

 

慣れないリモートワークや、家庭での仕事によって、今までの仕事では意識していなかった部分まで配慮する機会が増え、心身ともに疲れを感じやすくなってしまうこともあります。

 

そこで今回は、テレワークによる疲れを感じている方に向け、疲労の解消法をご紹介しています。蓄積した疲れを解消し、新しい仕事スタイルと付き合っていきましょう。

 

 

テレワークによる環境の変化

テレワークとは、「tele=離れた所」「work=働く」をあわせた造語です。情報通信技術を活用した場所や、時間にとらわれない柔軟な働き方のことをいいます。

 

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、テレワークが導入され働き方の多様化が進み、生活スタイルにも変化が生まれました。テレワークによる疲れとは、働く環境や生活の変化が、心身に悪影響をおよぼしていることが原因です。

 

 

仕事の変化

テレワークを導入することで、仕事には以下のような変化が生まれました。

 

  • 仕事環境が整っていない中での仕事
  • 対面からリモートへのコミュニケーションの変化
  • 同僚とのコミュニケーションの減少

 

 

生活の変化

 

通勤が少なくなり、家での仕事が多くなることで、以下の変化があります。

 

  • 運動不足
  • 睡眠時間の変化
  • 家族との関係性

 

 

出社しないのにテレワークはなぜ疲れる?

テレワークでは通勤時間や身支度の時間がなく、時間を有効に使えるような気がしますが、疲労を感じる方も多いのは事実です。テレワークで疲れる原因についてご紹介します。

 

 

仕事の調節がしにくい

テレワークでは、誰がどのくらいの仕事をしているのか、手が空いている人はいないかなどの状況がわかりにくい面があります。そのため、特定の人に仕事が集中する可能性があるのです。

 

 

デスクワークが疲れる

自宅の椅子とテーブルは、パソコン作業に向いていないことが多く、自然と姿勢が前かがみになってしまいます。そのため、肩や首の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで、コリや痛みを感じる方も増えています。

 

パソコン作業も増えれば、目の疲れも蓄積します。目が疲れると、文字をよく見ようと目周りの筋肉を酷使し、さらに肩こりや首コリを悪化させることになります。

 

 

慣れないリモート業務に疲れる

慣れない環境は、精神的なストレスも引き起こしています。今まで対面で解決したことがリモートになることで、会社の人との関わり方が変わり、ストレスに感じることもあります。

 

リモートでのコミュニケーションが定着する中で、相手の感情が読みにくく感じたりコミュニケーションがとりにくくなったり、関わりに不安を感じる方も増えています。また、勤務態度が見えないことで、より仕事に成果を求められるようになったこともストレスになります。

 

 

家庭とのバランスがとりにくい

在宅勤務で仕事していると、家族との距離の取り方が難しくストレスを感じることがあります。オンライン会議のときの家族への配慮や作業場所の配慮、小さな子供がいる場合は、子供への配慮も必要です。

 

オフィスでは配慮がいらないことまで考えながら仕事をするため、疲労の原因にもなります。家庭と仕事の境界があいまいになり、ずっと仕事のような緊張を感じることもストレスになりがちです。

 

 

 

テレワークによる疲れの症状VDT症候群

VDT症候群とは、パソコン作業などVDT(Visual Display Terminals) 機器を使用した長時間作業を原因として生じる心身の異常です。

 

症状としては、長時間ディスプレイを見続けることから、眼精疲労ドライアイ視力低下などが挙げられます。体の症状には、同じ作業を続けることから、首・肩・腰回りや背中の痛みが起こります。悪化すると、頭痛や吐き気をともなう場合もあります。

 

このような目や体の不調がストレスとなり、心の異常に発展することもあるのです。また、他人と交わることのない孤独さから、うつ状態になることもあります。

 

 

 

テレワーク疲れを感じやすい人はどんな人?

リモート疲れを感じやすい方は、几帳面や頑張りすぎるタイプまじめな人に多いといわれています。仕事と職場の変化がないことで、プライベートとのオン・オフの切り替えが難しく、常に仕事に追われている気持ちになります。

 

また、今まで友人とランチやお茶、お買い物やライブなど、外に向かう行動でストレスを発散していた人も要注意です。自粛疲れによるストレスも感じやすく、精神面や身体面でも、さまざまな影響が出やすいでしょう。

 

 

テレワークで疲れないための予防と対策

これからもテレワークという仕事スタイルは、変わらないでしょう。そこで、テレワークという仕事スタイルとうまく付き合うための方法をご紹介します。

 

 

仕事の環境を整える

作業の姿勢は、仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分にあて、足裏全体を床につけた姿勢が基本です。背もたれやひじ掛けのついた椅子、脚が窮屈でない机を選びましょう。最近では、立った姿勢でパソコンを扱うためのスタンディングデスクなども利用されています。

 

 

休憩は定期的にとり、ストレッチをする

作業1時間ごとに、10~15分程度の休憩をとりましょう。休憩時間は遠くの景色を眺めて目を休ませ、ストレッチをして肩を回すなどして、筋肉のコリをほぐすようにしましょう。

 

前かがみの姿勢や長時間同じ姿勢が続くことで生じる体のコリは、ストレッチで筋肉の血流を改善し、疲労回復をはかることが重要です。

 

 

 

チャット機能を活用しコミュニケーションをとる

対面でのコミュニケーションの機会が減ったため、ツールを使用し、効率的にコミュニケーションをはかりましょう。たとえばチャット機能などは、会話のように手軽にメッセージが送れて便利です。

 

 

 

 

仕事とプライベートのオン・オフを切り替える

仕事が終わったら、パソコンやスマートフォンなど仕事に関係するものは、見えないように片付けてみましょう。目につくと仕事のことが頭から離れなくなってしまい、オン・オフの切り替えが難しくなります。

 

とくに仕事の場所とプライベートの場所が同じ場合は、強制的に仕事モードをオフにする環境を作り、気持ちの切り替えをおこないましょう。

 

 

 

まとめ

リモートワークは、通勤時間や身支度の時間が大幅に減少しますが、今まで気にしていなかった仕事の環境に目を向けるようになり、慣れない働き方に疲れを感じる方が増えています

 

長時間のデスクワークで体が悲鳴をあげているのであれば、プロによるマッサージで体をほぐしましょう。コリを解消することで、体の回復力も高まり、また血行がよくなることで、体調の向上も期待できます。

 

もみ~なでは、専門のスタッフがお客様一人ひとりを丁寧にカウンセリングし、悩みに応じた施術をご提供しています。肩こり改善に効果的な肩甲骨ほぐしや、運動せずにむくみがちなフットケアのコースもあり、体調にあわせてお選びいただけます。ぜひご予約をお待ちしております。

 

 

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