痛いぎっくり腰の原因は?起きた直後の対処法と予防法も解説

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痛いぎっくり腰の原因は?起きた直後の対処法と予防法も解説

 

重いものを持ち上げたとき、ベッドから起き上がろうとしたときなどに、突然起こるのが、ぎっくり腰です。20代の若い人にも起こることがあり、強烈な痛みによって、日常生活へ支障をきたすことも少なくありません。

 

今回は、ぎっくり腰を引き起こす主な原因について、起きた直後の対処法と予防法と一緒に解説します。

 

 

ぎっくり腰を誘発する主な原因

ぎっくり腰の原因は、ひとつだけではありません。さまざまな要因が複雑に絡み合い、症状を引き起こすといわれています。ぎっくり腰を誘発する主な原因は、以下で紹介する6つです。

 

 

①筋肉の慢性疲労

筋肉に慢性的な疲労が蓄積していると、ぎっくり腰の原因となります。ぎっくり腰はある日突然起こりますが、原因となる筋肉の慢性疲労は、毎日少しずつ進行しているのです。

 

筋肉にたまっていった疲労が限界値を超えたときに、重いものを持ったり、椅子から急に立ち上がったりするのをきっかけとして、症状があらわれます。

 

 

②瞬間的にかかる強い負担

瞬間的にかかる強い負担も、ぎっくり腰の原因です。スポーツをしている最中に、いきなり高いところからジャンプしたり、勢いよく後ろをふり返ったりした際に、腰に大きな負担がかかり、発症することがあります。

 

 

③骨格のゆがみ

長時間同じ姿勢をとることが多い人は、骨格のゆがみが原因となっている可能性もあるでしょう。1日中座ってパソコン作業をしたり、反対に立ちっぱなしの作業をしていたりすると、骨格の左右バランスがくずれます。周辺筋肉にかかる負担が大きくなり、疲労が蓄積し、ぎっくり腰を誘発するのです。

 

また、肥満気味でお腹が出ている人は、体のバランスを保つために、自然と腰を反らした姿勢をとります。腰への負担がかかることから、ぎっくり腰になりやすいといえます。

 

 

④精神的なストレス

精神的なストレスも、ぎっくり腰と関係があります。ストレスがある状態で重いものを持つと、体の姿勢がくずれて、腰に大きな負担がかかることも少なくありません。

 

 

⑤寒暖差や体の冷え

寒暖差があったり、体の冷えがあったりすると、筋肉の柔軟性がなくなります。筋肉が固まった状態で動こうとすると、ぎっくり腰が起こりやすくなります。

 

 

⑥急性膵炎や腹部大動脈瘤などの疾患

腰への直接的な負担だけでなく、何かしらの体の疾患が原因になっている可能性もあります。急性膵炎腹部大動脈瘤といった重大な疾患も考えられ、姿勢を変えても痛みが変わらないのが特徴です。異常を感じた場合は、躊躇せずに救急車を呼びましょう

 

 

ぎっくり腰が起きた直後の対処法

ぎっくり腰が起きた直後は、どのようにすればよいのでしょうか?主な対処法を紹介します。

 

 

できるだけ安静を保つ

ぎっくり腰が起きた直後は、腰の筋肉や関節が炎症を起こしています。動いたり、立ち上がったりするのも難しいでしょう。ぎっくり腰が起きた直後は、できるだけ安静を保ってください横向きになって寝たり腰を丸めたりすると、痛みが楽になります。

 

 

患部を冷やす

筋肉や関節が炎症を起こしているので、患部を冷やしてください。氷嚢や氷枕などを使って、15分~20分ほど冷やしましょう。冷湿布を使うのもオススメです。

 

 

プロの施術を受ける

筋肉の過度な緊張が原因となって、痛みがあらわれたり骨の動きが悪くなっていたりする場合は、プロの施術を受ける方法もあります。施術によって筋肉の緊張がゆるみ、血行改善も期待できるでしょう。

 

ただし、ぎっくり腰が起きた直後に、自分でマッサージやストレッチをするのは厳禁です。症状が悪化する恐れがあるので、絶対にやめましょう。専門的な知識とスキルをもった、プロの施術を受けるようにしてください。

 

 

医療機関を受診する

頻繁にぎっくり腰を起こしたり、腰以外にも痛みがあったり、時間をおいても症状が一向に改善しなかったりする場合は、医療機関を受診してください。受診する際は、まずは整形外科に行きましょう。

 

 

痛いぎっくり腰を再発させない予防法

ぎっくり腰を再発させないためには、普段の生活の中で気をつけたいことがいくつかあります。主な予防法は、次のとおりです。

 

 

適度な運動を心がける

筋力や柔軟性を高めるために、適度な運動を心がけましょう。ストレッチやウォーキング、水中ウォーキングなど、過度な負担がかからないメニューがオススメです。また、体幹を鍛える筋トレも、ぎっくり腰予防に適しています。

 

 

腰に負担をかけない姿勢をキープする

普段から、腰に負担をかけない姿勢も意識してください。椅子に座る際は深く腰かけて、できるだけ背筋を伸ばします。1時間に1回は椅子から立ち上がり、屈伸運動を取り入れましょう。

 

顔を洗ったり、ものを持ち上げたりする際は、腰だけでなく、必ずひざも少し曲げます。腰にかかる負担を軽減できるはずです。

 

 

適切な体重を保つ

肥満体型の人は腰に負担がかかりやすいため、適切な体重を保つことが大切です。生活スタイルを見直して、運動をしたり、食生活を変えたりするとよいでしょう。

 

 

まとめ

つらいぎっくり腰の原因は、筋肉の慢性疲労瞬間的にかかる強い負担、骨格のゆがみなど、さまざまです。複数の原因が絡み合って発生することも、少なくありません。

 

もみ~なでは、ぎっくり腰をはじめとする、さまざまな体の不調や症状に対応いたします。カウンセリングにもとづいて施術内容を決定し、お一人おひとりのつらい症状に合わせて施術をします。ぎっくり腰でお悩みの方は、どうぞお気軽にご来店ください。

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