巻き肩の改善はストレッチと筋トレが大切!スタイルアップ効果も

お役立ちコラム

巻き肩の改善はストレッチと筋トレが大切!スタイルアップ効果も

 

 

長時間パソコンやスマートフォンの操作をしていると、気付かないうちに背中が丸まった姿勢になっていることはありませんか?集中していると、痛みをともなうまで姿勢を崩さないこともあるかもしれません。

 

巻き肩は肩が内側に入っている状態で、「スマホ巻き肩」ともいわれています。放置しておくと、肩こりや首こり、腰痛の原因になるため、意識して改善していくことが大切です。

 

そこで今回は、巻き肩の原因や改善方法をご紹介しています。巻き肩のチェック項目もあるので、当てはまる方は、今日から巻き肩改善のケアをはじめましょう。

 

 

巻き肩の状態とは

巻き肩は、左右両方の肩が内側へ巻き込むように縮こまり、本来ある位置からずれた状態です。姿勢が悪く見えるだけではなく、あらゆる不調を引き起こす原因にもなります。肩回りや背骨の筋肉は、無意識に酷使しがちなので、凝り固まると、巻き肩と猫背のダブルの症状になりやすいのです。

 

 

巻き肩になっているかチェックしよう

鏡を見て、巻き肩になっていないかチェックしてみましょう。当てはまる方は、巻き肩の可能性があるかもしれません。

 

 

  • 横から見て耳よりも肩が前の位置にある状態
  • 首と頭が自然と前に出ている状態
  • 鎖骨が埋もれている状態
  • 胸を開くストレッチは苦手

 

 

巻き肩は猫背の原因になっている

巻き肩は、頭が肩よりも前に出ることで、頭が重りになっている状態です。そのため、背骨を真っすぐに保つことができず、猫背の姿勢を引き起こしやすくなるのです。

 

 

放置は危険!巻き肩が悪化して起こる症状とは?

巻き肩を放置しておくと、体のふしぶしに不調をきたす原因にもなります。肩が本来の位置にないため、悪化すると腕の上げにくさを感じ、縮こまることで呼吸がしづらくなることもあります

 

 

また、巻き肩から猫背になると、頭の重さが首の骨(頸椎)に集中するため、首の疲れやむくみ肩こりを引き起こす可能性もあるのです。

 

 

加えて、巻き肩の人は、胸の奥のインナーマッスルである小胸筋が固くなっている状態です。小胸筋が短縮してしまうことで肩甲骨を前に引っ張ってしまい、姿勢を維持する背中の筋肉が働きにくくなり正しい姿勢がつらく感じるようになります。

 

 

巻き肩になりやすい人の特徴

普段何気なくおこなっている行動が、巻き肩を引き起こしている可能性があります。当てはまる方は、記事の後半で紹介する改善策の方法を試してみましょう。

 

 

  • 長時間のデスクワークをしている人
  • 長時間スマートフォンの操作をしている人
  • 寝るときは横向きが多い人
  • 腕を組むことが多い人
  • 運動不足の人
  • 冷え性の人
  • 気分が落ち込みやすい人
  • 長身の人

 

巻き肩を改善するメリット

巻き肩を解消すると、スタイルや印象がよく見え不調の改善も期待できます。巻き肩を改善するメリットをご紹介します。

 

 

スタイルがよく見える

肩が本来の位置に戻ると、自然と背筋が伸び、胸を張った状態になります。姿勢が改善されると、顔も上向きになりやすく、引き締まった明るい印象になります。

 

 

体の不調が改善しやすくなる

巻き肩が改善すると、肩や首の筋肉の緊張状態が改善しやすくなります。すると、肩甲骨がスムーズに動き、血流がよくなることで、肩こりや首こりも解消しやすくなるのです。

 

 

そのため、首こりや肩こりが原因で起こりやすい頭痛や、崩れた上半身を支え負担になっていた腰もラクになり、腰痛の改善効果も期待できます。また、収縮していた胸の筋肉が柔軟性を取り戻すことで、深い呼吸もしやすくなります。呼吸を深くする疲労を感じることも、少なくなります

 

 

巻き肩を改善する方法

巻き肩を改善するには、背中の筋肉を鍛えると同時に、柔軟性を保つ必要があります。筋トレとストレッチを取り入れ、巻き肩を改善しましょう。

 

 

タオルを使って肩甲骨の簡単エクササイズ

 

 

タオルで背中の筋肉を鍛える方法をご紹介します。

※準備物:肩幅より長めのタオル

 

 

  1. タオルを軽く丸め、両手でピンと張るように持ちます。このとき、肩幅よりこぶし1つ分外側に持つようにして、バンザイの姿勢をとります。
  2. タイルを背中側に引いていきます。このとき、左右の肩甲骨を背骨側、中央に寄せるようにタオルを引いていきましょう。引きながら肩甲骨の中央部分の筋肉力を入れるようにしましょう。

 

上半身をひねって胸と背骨のストレッチ編

上半身をひねることで、背中の筋肉の柔軟性を保ちましょう。

 

  1. 横向きに寝て、ヒザを90度に曲げます。両手は胸の前に伸ばし、重ねた状態でセット。
  2. 重ねた上の腕を真上から後方へゆっくり動かし、後ろの床につけるようにしましょう。ヒザがずれないように意識しながら、5回は繰り返しましょう。
  3. 反対側も同じようにおこないます。

 

 

胸を開くイメージで、腕をゆっくり動かすことがポイントです。

 

 

まとめ

パソコンやスマートフォンの操作で前かがみになりやすい方は、巻き肩になっている可能性が高いかもしれません。巻き肩が改善できれば、体の不調が改善しやすくなるだけではなく、印象アップにもつながります。

 

 

巻き肩改善には、筋肉の緊張をほぐすことと同時に、巻き肩が再発しないように筋トレをおこなうことが大切です。肩がこりやすいと感じている方や、肩より顔が前に出やすい方、猫背になりやすいという方は、巻き肩改善のストレッチや筋トレをおこなってみましょう。

 

 

なお、長年蓄積したこりがなかなか改善されない方は、プロによる施術も取り入れましょう。もみ~なでは、本来の動きを失った肩にぴったりの「さびつき肩甲骨」をケアするコースがあります。血流をよくし、背中に張り付いた肩甲骨を開放しましょう。

 

 

背中全体が温まることで、溜まっている老廃物が排出しやすくなります。不良姿勢の改善により、内蔵の動きが活発になるのです。ご予約をお待ちしております。

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