足のむくみをお悩みとして抱え続けている方は、多くおられます。夕方になると靴がきつくなって痛んだり、足全体がパンパンに張ってしまったりすると辛いものです。
この記事では、自分でできる足のむくみの改善方法をご紹介します。むくみの原因やメカニズムにも触れていくので、むくみを改善させたい方は、ぜひご覧ください。
足のむくみの原因となるのは、主に以下の4点です。
<足のむくみの原因>
改善策を知る前に、まずは原因を把握しておきましょう。
長時間同じ姿勢をキープしていると、血液やリンパの循環が滞ります。これが原因で老廃物を体外に放出できず、停滞して足に残った結果むくんでしまうのです。同様の問題は、運動不足によっても引き起こされる場合があるため、注意しましょう。
塩分やアルコールを摂りすぎると、体から水分が失われて、むくみの原因になります。また、ビタミンやミネラルが不足することも、むくみの原因のひとつです。過度なダイエットや、偏食による食生活の乱れにも注意しましょう。
体の冷えも、血行不良の原因となり、老廃物を足に溜めてしまいます。足先まで温まるように対策をとり、血流をよくさせることが大切です。
筋肉量が少ない人の場合、心臓に向けて血液を押し戻す力が不足しがちなため、血液の循環が悪化します。男性と比べて、女性のほうがむくみに悩みやすいのは、このためです。
足のむくみを自分で改善する方法を、4つご紹介します。
<足のむくみを自分で改善する方法>
それぞれを順番に解説していきましょう。
足のむくみを解消するためには、血流を促進して老廃物を流すことが大切です。座ったままできるふっとマッサージを3つご紹介するので、試してみてください。
椅子に座った状態で両方の足の裏を地面に付けて、座ったままかかとを浮かせてつま先立ちをしましょう。これを20回繰り返すことで、ふくらはぎの血流を促進しやすくなります。
椅子に座った状態でつま先を地面に押し付けて、20秒くらいキープしましょう。これを片足ずつ交互に行います。足の爪を、すべて地面に付けるのがポイントです。
椅子に座った状態で、膝上から太ももまでの間を両手で挟んでマッサージします。両手で拳を作り、親指と人差し指で太ももの肉を挟み、やさしく揉み上げるようにマッサージしましょう。
むくみ改善につながるツボを3つご紹介します。
内くるぶしの骨から、指4本分ほど上がった場所にあるツボです。冷え性に効果があるとされ、全身の血流を改善させる効果に期待できます。
ひざ下にある内側の骨から指4本分ほど下がった場所に、骨が曲がって細くなった部分がありますが、その窪んだ箇所にあるツボです。これは、水分の代謝を施すツボとされています。
内くるぶしとアキレス腱の間にある窪みの部分のツボです。主に下半身の冷えを改善する効果があるとされ、むくみの改善を期待できます。
筋肉不足と、血流促進の両方を実現させる方法が、運動です。階段昇降やスクワットなど、下半身を鍛えられる運動には、とくに効果があります。
横になると足に溜まった水分が全身に流れ、血液の循環をよくさせられます。腎臓も活発に働くため、無駄な水分は尿として排出でき、むくみの改善を目指すことが可能です。
足のむくみが慢性化していて改善できない場合は、病気が原因でむくんでいる可能性があります。むくみの症状から考えられる主な病気をリストアップしました。
<むくみから疑われる病気の例>
むくみがまったく収まらない場合や、その他にも体に異常が生じている場合は、念のため医療機関に症状を伝えて検査を受けてみましょう。
足のむくみの主な原因として、老廃物の停滞を挙げられます。これを改善するためには、適度な運動を取り入れたり、マッサージを行ったりすることが有効です。また、むくみが慢性化している場合は、念のために医療機関を受診して検査を受けましょう。
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