自律神経の乱れでどんな症状が出る？放置するリスクや対処法も解説
健康診断を受けてもとくに異常が見つからないのに、疲れがとれにくかったり、イライラが収まらなかったりするという方は多くおられます。そのような症状に心当たりがある場合、その原因は、自律神経の乱れにあるかもしれません。
この記事では、自律神経の乱れが原因で現れやすい症状や、対処法をご紹介します。放置した際のリスクについても触れていくので、万一のリスクに備えて、必要な対策を打ちましょう。
自律神経が乱れると、主に以下のような症状が現れることがあります。
症状には個人差があるため、あくまでも目安にはなりますが、それぞれの症状を見ておきましょう。
自律神経が乱れると、心に不調をおよぼすことがあります。とくに多く見られるのが不安や緊張感の増大で、これが原因で、眠れなくなることもあるでしょう。また、イライラが収まらずに怒りっぽくなったり、落ち込みやすくなったりなど、情緒不安定にもなりがちです。
全身の症状としては、休息しているはずなのにだるさを感じたり、疲れが抜けにくくなったりといった症状を訴える方が多く見られます。症状が重い場合は、立ち上がれないほどの倦怠感を覚えたり、乗り物酔いをしやすくなったりするケースもあります。
自律神経が乱れると、血のめぐりが悪くなるため、手足が冷えやすくなる・体がしびれやすくなるといった症状を訴える方も少なくありません。症状が重いと、動悸や立ちくらみ、呼吸困難、不整脈といった症状が出ることもあり、放置していると危険です。
「だるい」「冷える」などの症状だけではなく、筋肉や関節に強い痛みが出る場合があることも特徴的です。人によっては歩けなくなるほどの痛みを感じることもあり、ひどくなると、日常生活にも悪影響がおよんでしまいます。
自律神経の乱れによる症状を放置すると、以下のような疾患を引き起こす場合があります。
それぞれの症状を解説しましょう。
先ほどご紹介した症状のうち、複数の症状を自覚した場合、もしくは症状が強く出た場合は、自律神経失調症の疑いがあります。うつ症状が出ることもあり、適切な治療が必要です。
自律神経の乱れがストレスに由来している場合、神経性胃炎に発展するかもしれません。神経性胃炎は、胃酸が過剰分泌される病気で、胃痛・胃もたれ・胸やけなどの症状を引き起こします。
ストレスに起因するリンパ液の異常により、めまい・耳鳴り・難聴といった症状が発生するのがメニエール病です。急性期には吐き気を伴うこともあり、放置すると、後遺症として難聴が残る可能性があります。
自律神経の乱れによる症状が現れた場合は、以下の対処法を試しましょう。
こういった対処法が有効な理由を解説します。
自律神経の乱れは、ストレスに起因することも多いため、まずはストレスを抱え込まないような生活を送りましょう。物事を否定的に考えすぎず、ポジティブな思考をもつことが大切です。趣味の時間を増やすこともオススメです。
体調や体力を整え、維持するために、ビタミンをはじめとする栄養は必要不可欠です。偏った内容の食事は避け、バランスのとれた食生活を送ることも意識しましょう。
ストレスを和らげ、体をリラックスさせることによって、自律神経の乱れから回復しやすくなります。マッサージには血行を促進する効果もあることから、全身の疲労感を取り除く効果にも期待できますし、脳に酸素を届かせることで、意識もハッキリさせられるでしょう。
自律神経の乱れによって、不安や緊張など心理的な症状や、体の痛み・疲れやすさといった症状が出ることがあります。自律神経を整えるためには心身を休ませて癒すことが重要であるため、リラクゼーションはとても有効です。
もみ～なでは、事前のカウンセリングを実施しており、不調が生じている箇所を集中的にケアするための施術をおこないます。プロのマッサージ師にも顧客が多いもみ～なのリラクゼーションを通じて、癒しのひとときをお過ごしください。
