ストレートネック(スマホ首)という言葉に聞き覚えがあるという人は、多いはずです。ストレートネックは、スマホの使いすぎなどが原因で、頸椎の形が変わってしまう症状を指します。放置していると、症状が悪化する可能性があります。
この記事では、ストレートネックの原因や症状、改善策をご紹介します。放置した場合のリスクにも触れているので、症状を自覚したら、できる限り早く改善させましょう。
人間の頸椎を真横から見ると、Cの字のような緩い曲線を描いています。これがまっすぐな形に変形した状態が、ストレートネック(スマホ首)です。まずはなぜストレートネックになってしまうのか、その原因について解説しましょう。
ストレートネックの原因として考えられるものをリストアップします。
現代人に多いのが、長時間のスマホ・パソコン操作です。とくにスマホの画面を見つめるとき、首を曲げて前のめりのような姿勢になる人が多いのではないでしょうか。この状態のまま長時間過ごしていると、頸椎の位置が誤った位置で固定されてしまい、ストレートネックになってしまいます。
ストレートネックになることで、以下のような症状が出る場合があります。
また、これらの症状を放置していると、さらに重大な症状が出ることもあるため、要注意です。それぞれの症状の詳細を、順番に見ていきましょう。
ストレートネックは、本来あるべき頸椎の形ではありません。肩や首といった箇所に対して大きな負担をかけることになるため、肩こりや首の痛みといった症状が出てしまいます。多くの場合、ストレートネックであることに気付くのは、肩や首の痛みが出た後です。
肩や首の痛みが慢性化するうちに、頭痛・めまい・吐き気といった症状が出る場合があります。肩や首が炎症を起こすと、その周りの血流が阻害され、頭部に十分な量の血液や酸素が行き届かなくなってしまい、このような症状が現れるのです。
頸椎が変形すると、その下にある脊椎を圧迫することがあります。脊椎は体を支える柱であり、神経を保護する役割を担う重要な存在です。脊椎がダメージを受けることによって、神経の伝達が上手くいかなくなると、手のしびれといった重大な症状に見舞われるリスクがあります。
これらの症状を放置していると、以下のような重大な症状が出る可能性があるため、要注意です。
ヘルニアが悪化すると、歩くことすらままならなくなりますし、難聴など障がいとして残ってしまうような問題が発生するかもしれません。「たかがスマホ首」と放置するのではなく、次の項目でご紹介するような方法で改善を図りましょう。
ストレートネックの改善策として、以下の3つが挙げられます。
順番に詳しく解説します。
まずはスマホやパソコンを使っているとき、デスクワークをしているとき、読書をしているときなどの姿勢を改善させましょう。前のめりになるような姿勢を避け、できるだけ正面を向いた状態で過ごす時間を増やすことが大切です。
枕が高すぎる場合、首がまっすぐになったような姿勢で就寝することになります。これもストレートネックの原因になるため、頭と肩の間の首が浮くような適切な高さの枕に交換しましょう。
ストレートネックを根本的に解消するためには、曲がってしまった頸椎を元の位置に矯正する必要があります。矯正に対応している整骨院などを訪れて症状を伝え、ストレートネックの解決を目指しましょう。
ストレートネック(スマホ首)は、スマホ・パソコンの使いすぎなどが原因で、頸椎の形がまっすぐに変形してしまった状態です。初期の症状は肩こりや首の痛みといった軽いものですが、放置しているとヘルニアや難聴などの重篤な症状が出る恐れもあるため、注意しましょう。
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