腕や肩に強い痛みがあり、腕を動かすのも嫌になったり、寝返りの際に激痛で目が覚めてしまったりといった症状を訴える方がいます。この原因は、四十肩・五十肩かもしれません。
今回は、多くの方が悩まされている四十肩・五十肩の症状や発生のメカニズム、原因と解説します。また、有効な治療法にも触れていくので、腕・肩の痛みに耐えられないという方は、ぜひご覧ください。
四十肩・五十肩は、腕や肩に、慢性的で強い痛みを生じさせます。以下の症状に該当する人は、すでに四十肩・五十肩になっている可能性があるため、治療が必要です。
<四十肩・五十肩で多く見られる症状>
ひとつでも当てはまるものがあるという場合は、症状がさらに悪化する前に、治療をおこないましょう。
四十肩・五十肩の症状は時期によって異なります。主に「急性期」「慢性期」「回復期」の3つにわかれるため、それぞれの時期の特徴を整理しておきましょう。
【四十肩・五十肩の時期ごとの症状】
多くの方が自然と回復期に向かいますが、急性期・慢性期に感じる痛みは強烈です。痛みを緩和するために、適切な治療を受けることをオススメします。
四十肩・五十肩の原因として考えられるのは、以下の2点です。
<四十肩・五十肩の主な原因>
なぜ強い痛みが生まれてしまうのか、メカニズムを解説します。
加齢によって間接滑膜や筋肉、腱が劣化してしまい、性質が変化する場合があります。この変化に体が付いて行けず、強い痛みを感じることがあるのです。
血液の循環が悪化して、肩の周辺組織が炎症を起こすと、その場所に腫れや痛みが生じます。結果として肩に激痛が走るようになったり、可動域が狭まったりといった特有の症状が生まれてしまいます。
治療方法として活用されているのは、主に以下の4つです。
<四十肩・五十肩の治療方法>
それぞれの方法を順番にチェックしていきましょう。
もっともポピュラーな治療方法として用いられているのが、運動療法です。運動といっても、スポーツのような負担の大きなものではありません。ストレッチや振り子運動を取り入れて関節をほぐし、可動域を広げることを目的としておこないます。
ただし、痛みの度合いによっては、ストレッチのような軽い運動でも激痛を感じる場合があり、症状を悪化させる恐れもあるため要注意です。自己判断で体を動かすことは避け、体の構造に詳しいプロに確認してもらいましょう。
患部を温めて血流を促進し、痛みの緩和を目指す治療法です。自宅で治療をおこなう場合は、入浴が有効な対策になるでしょう。医療機関では専門的な機器を使って温熱療法をおこなうため、より短時間で効果的な治療を受けられます。
急性期・慢性期で痛みが激しい方に対して用いられるのが、寒冷療法です。アイシングによって患部を冷やし、炎症を取り除きます。自宅でも氷を使った寒冷療法が可能ですが、やりすぎると凍傷になる危険性があるため、ご自身での治療はオススメできません。
主に再発を防ぐ目的でおこなわれます。体全体の歪みを矯正することにより、肩甲骨や上腕骨を正しい位置に固定して、スムーズに稼働できるように改善させることが可能です。また、血行不良を解消させる効果も見込めるため、四十肩・五十肩の原因である炎症が起こりにくい体質を生み出せます。
四十肩・五十肩の症状は、時期によって異なりますが、急性期・慢性期には我慢できないほどの痛みを伴います。痛みを緩和させるための治療を受け、痛みが治まったあとは再発しないような対策もおこないましょう。
「もみ~な」では、四十肩・五十肩のお客様にも、効果的な施術をおこなっています。痛みを緩和させるだけでなく、体の歪みを矯正する施術も可能です。プロのマッサージ師にも常連のお客様が多い、もみ~なの施術を、ぜひ一度ご体験ください。